女性の育毛どれがいいの~レビューと選び方のブログ

育毛剤、スカルプローション、育毛シャンプーなどを試すブログ

女性用育毛剤にはどんな成分が入っているのか

医薬部外品には有効成分が入っている

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年齢を重ねるごとに髪が細くなったり、地肌が見えて薄毛になったりします。これまで書いたように、更年期世代の人ならホルモンバランスの変化、女性ホルモンが減って、相対的に男性ホルモンが多く感じるからです。

 

女性ホルモンには髪を豊かにする作用がありますから、女性ホルモンが減れば自然と、髪のボリュームも減ってくるというわけです。

 

反対に考えると、この40代後半から50代前半くらいが効果が出やすいともいわれています。60歳以上になりますと、今度は更年期も終わって、ホルモンの影響も少なくなり、頭皮の老化など「老化現象」からくる抜け毛になってしまうからといわれています。出産後の抜け毛も一時的なものと言われています。妊娠時に女性ホルモンの値が高くなっていて、本来のヘアサイクルになっていないことが原因と言われるからです。

 

いずれにせよ、頭皮環境を悪化させるような生活習慣、食事をしていたのでは、どの年代であっても悪影響となります。

 

産後の抜け毛、更年期の抜け毛や薄毛は、頭皮のマッサージや食事や生活習慣を見直すことと同時に、育毛剤のサポートも有用です。

 

育毛剤の場合、選ぶのは医薬品もしくは、医薬部外品が効果を感じるやすいでしょう。医薬部外品は効果効能をいうのが限られ、範囲が決められていて作用も緩和なものです。しかし医薬品より劣っているとも言えない部分もあります。

 

成分について、詳しいことがわからなくてどれを選んだらいいのか迷う場合は、まずは医薬部外品がいいでしょう。

 

日本では、ミノキシジルが入ったリアップリジェンヌという製品がありますが、これは第一類医薬品で、薬剤師の説明を受ける必要がありますし、副作用についても気をつけないといけません。

 

ミノキシジルに関しては、血行を促し、栄養を供給するタイプの医薬品です。「発毛」として承認を受けた医薬品になります。毛乳頭を刺激して毛母細胞の増殖を促進します。

 

「女性型脱毛症診断ガイドライン」でも、ミノキシジルの推奨度はAとなっていますが、女性型脱毛症には1%のミノキシジルと書かれています。

 

ミノキシジル配合の女性用育毛剤は、「医薬品」と思ってください。

 

その他、市販されている医薬品成分では、カルプロニウム塩化物(有名な商品は「カロヤンシリーズ」)があげられます。

 

カロヤンシリーズは、第3類医薬品ですから、副作用、相互作用の面で直接説明を受けなくても購入できる医薬品ですね。

 

医薬品だけでなく育毛剤には、医薬部外品があります。

 

まずは、習慣化という意味でも「医薬部外品」の育毛剤からトライするのもいいでしょう。

 

医薬部外品は、医薬品と化粧品との中間に位置して、厚生労働省が有効性を認めたある種の成分、有効成分を配合しているなど、基準を満たす必要があります。

 

育毛剤なら、目的として「脱毛の防止及び育毛を目的とする外用剤である」とされ、育毛剤の外箱にも「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、 病後・産後の脱毛、養毛」のような言葉が書かれています。

 

有効成分としてよく見かけるエキスなど成分

女性向けの育毛剤は、以下にも書きますが、毛包への血流改善、毛母細胞や毛包細胞への細胞賦活、さらには医薬品には抗男性ホルモン剤などもありました。

 

医薬部外品に関しては、育毛剤の外箱に有効成分として書かれていますが、そのうちのいくつかを取り上げてみましょう。

引用したのは、主に、『日本化粧品検定1級対策テキスト』からです。

 

・パントテニルエチルエーテル(ビタミンB5誘導体)

毛包賦活系といわれ、毛母細胞を活性化させます。発毛に必要な酵素を活性化させます。

 

・ヒノキチオール

こちらも毛母細胞を活性化させる毛包賦活系です。シダやヒバに含まれる成分で、タイワンヒノキの精油から発見されました。抗炎症作用や新陳代謝活性作用、血行促進、殺菌作用があると言われます。

 

・アデノシン

こちらも毛母細胞を活性化させるタイプの成分です。毛乳頭の奥深くに浸透して、発毛促進因子を発生させます。

 

・グリチルリチン酸類

グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸2K、カンゾウ根エキスなどと書かれています。消炎作用がありますから、頭皮の肌荒れやかゆみ、赤みを抑える成分です。

漢方薬でよく見かける甘草のことです。甘草の根の成分、カンゾウ根エキスの主成分が「グリチルリチン酸」です。

 

消炎、抗アレルギー作用、保湿作用があります。グリチルリチン酸の水溶性の誘導体がグリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸2Kです。医薬部外品のみならず、医薬品でも使われます。

 

・酢酸DL-αトコフェロール

 簡単にいえば、ビタミンE誘導体です。皮膚に含まれる酵素と結合して皮膚内でトコフェロール(ビタミンE)に変換されます。血管を拡張して血行を促進させます。ビタミンEと同じように抗酸化作用もあります。

 

・センブリエキス

漢方薬でも使われますから、よく知られた成分です。苦いことで知られています。昔から、漢方薬としての育毛として知られた存在でした。毛根を退行期に移行させるTGF-βの量を減らして、毛の成長を促進します。毛細血管を広げ、毛根の細胞を活性化させるといわれています。

 

その他、ニコチン酸アミド(ビタミンB3ともいわれます。ナイアシンアミドとも)以前は米ヌカより抽出されていたもので、抹梢血管拡張作用や血流循環促進作用による毛母細胞への栄養補給およびエネルギー代謝に関与します。

 

塩酸ピリドキシン(ビタミンB6活性をもつもので、ビタミンB6欠乏の予防に使われます)のようなビタミンB類も配合されている育毛剤もあります。

 

また、桐葉エキスやニンジンエキス、トウヒエキス、いよかんチンピエキスのような植物由来のものもあります。

 

この中でも、「女性型脱毛症診断ガイドライン」にも書かれている外用としての成分は、アデノシンがC1として、「行なってもよい」としてのっている成分です。

 

そのほか、t-フラバノン(センブリエキスに含まれている)もC1として書かれています。有効性にはまだ信頼性の高い報告はないとのことで、女性型脱毛症には有効性の根拠が不足しているようです。

 

サイトプリン(CTP)もC1なのですが、女性型については臨床試験が行われていないとのことでした。男性の脱毛症は他の成分でもそうなのですが、データが溜まっているのに対して、どうしても女性型のほうはデータが不足しているようです。

 

 

植物エキスは多種多様

植物由来エキスは、それこそ、多くの会社で研究を重ねて配合されています。いわばこの植物由来エキスで他社との差別化をしている部分といえます。

 

ホップエキス、マテ茶エキス、オオムギ発酵エキス、豆乳発酵液、アシタバ抽出液、米抽出物、パウダルコ樹皮エキス、ワイルドタイムエキス、ヤグルマギクエキス、桑白皮エキス、カミツレ花エキス、カキタンニン、イチョウ葉エキスなどなどです。

 

中には、アミノ酸配合というものもあります。

 

植物エキスだけでなく、保湿のためにヒアルロン酸Naを配合するなどもあります。

 

さらに各社が力を入れているのに「浸透性」もあります。ナノ化として浸透させやすくしたもの、浸透性を研究して作られたもの、中にはナノ化されているものと、そうでないものと混ぜている混合型もあります。

 

それくらい塗っただけで浸透していないのはせっかくの成分を無駄にするわけですから、浸透しないのでは意味がないと思うのでしょう。浸透性に関しては、これからも研究開発が進むように感じています。

 

香り、においについて

 以前は、きつい香り、香料を使った育毛剤もありましたが、現在は、女性向けの育毛剤においては、比較的マイルドなものが多いようです。

 

無香料をうたうものも増えています。しかし、無香料となっていてもまったく香りがしないかというと、植物エキスが配合されている関係上、植物エキス、天然由来成分から香る自然な香りもあります。

 

育毛剤の製品によっては、公式サイトに載っているような香りに感じなかったものも正直言ってありました。香りのイメージを文章で現すのはなかなか難しいようです。

 

無添加について

 無添加についても、各メーカーが工夫をしています。しかし、無添加が多ければいいとも限りません。

 

無添加に掲げられる主なものは、防腐剤、石油系界面活性剤、着色料、香料、鉱物油、パラベン、紫外線吸収剤、シリコン、キレート剤、タール色素などが言われます。

 

メンソールが入っている、入っていないでも好みが分かれるでしょう。

 

中にはアルコールフリーと書いてある育毛剤もありました。育毛剤は、アルコール(エタノール)入りのものがほとんどです。ほんの少しでもアルコールが入るとだめな人には選択肢のひとつになるでしょう。